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タイトルどおりのgdgdブログ。
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GW活動報告もついにラストです!観てくださっている方がいなくても書き綴ります。それがケジメ。

豊橋のホテル。起床時間は5時前。大体いつも通りです。始発電車は6:00発なので、それなりに急いで準備。
こういう旅していると毎回残念なのが朝食サービスが受けられないこと。だから普段は素泊まりなんですが、朝食取ってから出発したいと思ったりもします。5時からでも朝食出してくれるホテルが欲しいです・・・

で、

  
色々凄いです。
何が凄いか。
1.名古屋と浜松に挟まれた大都市、豊橋駅に二両編成ワンマン列車が止まっている。
2.平日6時なのにガラガラ。
3.誰もいないような山の中を通るのに電車は比較的新しい。
4.気動車ではなく電車。
5.終点の天竜峡は長野県。ここは愛知県。もはや別世界。
とりあえず、ワンマン電車と聞いていたので、小銭を作るために自販機で飲み物を買おう・・・と思いましたが、発車直前だったので止めておきました。
発車10分前くらいについたので、もうちょっとしたら乗ってくるのかな?って思ってたんですが全然乗ってこなくてそのまま発車。大丈夫か?この路線。
そんな思いは案外杞憂に終わり、人家が少なくなってきても場所によっては立客が出るほどの乗車量。まぁ通学時間帯ってのはありますが。なんで存続しているのかはなんとなく察しました。暫くは大丈夫そうですね。

さて、豊橋を出てからしばらくは町が続きます。豊川とか普通に都市ですしね。
しかし、新城駅につくころになるとだんだんローカル色が濃くなり、豊橋からの終着設定もされている長篠あたりまで来ると完全に田舎一色といった感じになります。
まぁ、前日の睡眠不足が祟ってか、半分くらい寝てたんですけどね・・・
出馬駅とか早瀬駅とかはちゃんと見ておけばよかったと後悔してはいます。一応起きてたはずなんですが・・・
そんなこんなで豊橋をでてから2時間ほどで、浜松市内の中核駅。中部天竜駅に到着。豊橋からの電車は半分くらいここで折り返しますが、ここからが本番。停車時間もあったのでホームの自販機でコーヒーを買って小銭を用意。死角はありません!
ここからは人家も少なくなり、いよいよ秘境の雰囲気が漂ってきました。大嵐駅を過ぎてからは西に天竜川が見え、ロケーションも抜群。山の景色の醍醐味を味わうことができます。
そして中部天竜駅からさらに40分。遂に本日最初の目的地に到着します。


はい。断崖絶壁の駅。田本駅です。
私がこういう駅に興味を持つきっかけとなった記事に乗っていた駅の一つ。漸く訪問が叶いました!
この駅はご覧の通り。線路の向こうも天竜川にはさまれており、車やバイクで訪れることは不可能と言ってよいでしょう。電車でしか来ることのできない駅です。最高ですね。
さて、駅に到着したのは8時40分ごろ。次の中部天竜行きの電車は9時40分ごろなので一時間ほど滞在できます。勿論駅前一等地の徘徊ですね。
 
上から見たもと



駅前一等地から橋に向かう道中。なにこれこわい。


びびりながら歩いてたら看板があった。結構歩いたつもりだったのに橋までまだ半分しか歩いてなかったらしく



と、思ったらすぐに橋が!帰りに知りましたが、この橋は看板に乗っていた橋ではなかったようです

もうちょっと歩く、いや、登ると・・・

ここが看板に書いてあった橋の様です。しばらく進むと温田駅最寄りに出ることができるようですが何時間かかるか分かりません。とりあえず橋は渡ってみます。
  
高い
 
しっかりしてるけど結構揺れた気がする・・・スキップとか恐ろしくてできない。

反対側に到着!

この先を進めば集落にたどり着くかもしれませんがそんな時間はないのでそそくさと元来た道を戻ります。しかしコンクリートの道久しぶりに見たな・・・

結局10分くらい余って田本駅に戻る。時間が中途半端なので適当に駅ノートに書き込んで電車待ち。定刻通りに電車が到着してほっとしました・・・

次は今回の旅最大のにして最後の目的地、小和田駅に向かいます。

改札なしに乗車したので当然車掌さんが来る(先ほどの電車も、ワンマンと言っておきながら普通に車掌さんがいました。これをワンマン詐欺と言います)。
行先は?と聞かれるので、小和田までと答える。
聞き返されることなく、410円ですと返答。うん。流石慣れてらっしゃる。
小和田までは戻り道になります。折角だから行きとは別の方面に乗車しました。やはり川側の方が景色良いですね。ここで常にこちら側の席を確保することを決意。
そして中井侍駅・・・ホームと反対側に茶畑があるのですが・・・柵もなにもなく、崖沿いに茶畑がある感じ・・・ここは本当に収穫やっているのだろうかと不安になりました。
そんなこんなで30分ほどで到着。


やってまいりました!本州最大の秘境駅、小和田!
この駅、線路と天竜川にはさまれており、橋は当然なし。駅前は廃屋が二軒ある以外は何もない。道路はなくはないものの、車の侵入できるスペースなど皆無。当然車やバイクでの訪問は不可能。先ほどの田本駅と同じく電車でしか訪れることのできない秘境です!古い駅標や駅舎が最高です!感動ものですよ!
こんな駅も一時期は賑わいを見せておりまして、その痕跡が今も見られます。

カップルシート。今は誰もいないので不気味でしかありませんが・・・
とりあえず駅前を観てみましょう。駅を出ると下り坂の一本道となっており、突き当りに上記の椅子が設置された土地があります。そこを右に曲がったら・・・

当然ながら、あの建物は廃屋です。左にもう一軒、製茶工場のような建物もありますが、当然廃屋です。
そして、よく見ると、画像中央に
塩沢集落 一時間
と、書いてあります。なんでこんな遠い集落について書くのかと言いますと、この集落が駅から一番近い集落だからであり、決して観光名所だからだとかそういう理由ではありません(道中に民家は数件あるようですが)
小和田駅に滞在できる時間は約100分。塩沢集落はおろか、崩落しているという高瀬橋に行く時間すら厳しい・・・さて、どうしたものかと思案しておりますと

何度か小和田駅のレポは読んでいたのですが、あんまり聞いたことのない神社の名前が・・・
・・・行くか。
目的地決定。
廃工場の裏を回るといきなり川。

こういう場所って結構ドラマとかアニメとかで見かけますよね。実際山とか出かけると結構見かけますよね。特質なのはこれが駅前って事でしょうかね!
ぬるぬるして滑りやすかったりするのかと思いましたがそんなこともなく、普通に渡ることができました。田本駅前に似たこんな感じの道をひたすら歩きます。


・・・道?



足元をみると、こんなのが


なんだただのゴミじゃないかと。そう思われるかもしれません。
しかし、このゴミは旧式デザインのファンタの空き缶。つまり、このデザインが現役だった時代まで人はここに住んでいた?ということになるわけです。いや、調べればわかることですけど、こうやって当時の住民の痕跡が見つかるのは楽しいではないですか。たとえそれが不法投棄されたゴミだったとしても。
・・・ま、数十年前のにわかブームの際に投棄された可能性もあるかもしれませんけど。

それはそれで進む。5分くらいたっても何も見つからなかったので、本当にこの先に神社があるのか疑心暗鬼になっていたとき、それは現れました



神・・・社?
まぁ神社なんでしょう。お供え物?もお賽銭もありますし。
しかし流石日本。こんな山奥にまで神社があるとは・・・
なお、ここから先は全く道が存在しないので、こちら方向の探索はここまで。お参りだけして引き返す。帰りは寄り道しなかったせいか5分もかかりませんでした。


沼津のシーラカンス。山奥にて。


さて、電車まで40分ほど。中途半端ではありましたが集落方面に散歩に出かける事と致しましょう。



小和田名物ミゼットの廃車。ダムで集落が沈む前からあったらしいです。そりゃあ水没した後なんてこんなところに来るまで来れるわけはないからそうなんでしょう。



ふつくしい・・・この下に集落があると思うとアレですけど。



飯田線の線路が上に見える。駅前が坂になっているので当然といえば当然なのです。



見えにくいですが家らしきものが見える・・・
誰か住んでるのかとも思いましたが気配なし。廃屋か、ただの小屋か。

森林の中を散歩していたら電車まで残り20分ほど。結構いい時間になったので引き返します。地面は苔むしてる部分があるとはいえコンクリートなので結構楽に歩けるのです。

10分ほど残して小和田駅に到着。駅舎でゆっくりしようかと思いましたがでっけえスズメバチ?くまんばち?がいたのでビビッてホームに退避。万一刺されたりしたら洒落にならん!
やや遅れているかと不安になりましたがそんなことはなく定刻通りに天竜峡行きの電車が到着。こういう時の電車は本当に心強い。電車来なかったらどうしようかと思ってましたから・・・
車掌さんに小和田から田本までの運賃420円を支払い、今回の旅は帰るだけとなりました・・・
ところが!ここから帰るだけがひたすら長い!小和田駅出発したのって12時前ですからね?もうちょっと他の駅寄れそうじゃないですか?でも、この時間がリミットなんです。飯田線舐めてました・・・
とはいえ、ここからはそこまで見どころもないので簡単に。
田本から先も、秘境路線の名に恥じることのない駅が続きます。金野駅とか千代駅とか雰囲気良さそうでした。
小和田駅から1時間ほど。終点の天竜峡駅に到着。観光地の様です。平日の割には賑わってます。
鮎の塩焼きとソースカツどんを貪り食う。ソースカツまでは想定の範囲内のおいしさでしたが米が柔らかすぎて苦痛でした・・・おかゆ直前。旅先料理久しぶりのハズレ。米が普通の固さならおいしくいただけたと思うからもったいない。
鮎の塩焼きは20年ぶりくらいの挑戦でしたがまだ味覚が追い付いていなかったようです。苦みがあるのが慣れない・・・味はしっかりついてたからもう少し歳をとるとおいしくいただけるようになるかもしれません。

天竜峡駅では昼食をとるために一本逃して次の電車に乗車。駒ケ根行きです。3時間弱の道のり・・・遠いよ・・・ちなみに、天竜峡始発のこの電車。天竜峡駅で乗車したのは私一人でした。大丈夫か?この路線。
天竜峡を出ると、少しずつ民家が増えていきます。それもそのはず、長野県南部の中核都市である飯田市に入ってしまったからです。正直、こっちで昼食にすればよかったと今でも後悔しています。
有名なオメガカーブを抜け、着実に駒ケ根へ・・・ちょっと待って?行き違い停車多くない?走ってる時間より止まってる時間の方が長い気がしますよ!?
眠気が頂点に達してしまったので、ここからは寝て起きての繰り返しでした・・・
そろそろ体が痛くなってきたころ、漸く終点の駒ヶ根駅に到着。当然速攻で乗り換え。雨が辛かった。
駒ケ根からは岡谷行きに乗車。やっと飯田線を脱出できます!所要時間は一時間ほど。短く感じますね?
駒ケ根からは夕方という時間帯もあってか高校生が大量に乗車してきます。座ってるから良いもののやはり混雑は好きになれません・・・
飯田を過ぎてから少なくなっていた建物も、だんだんと増えていき、気が付けば辰野駅に到着。飯田線の終点です。ここから中央線の岡谷駅まで進み、漸く飯田線の旅が終わりました。
ここからは慣れたもの。中央線大月行に乗車。久しぶりに諏訪湖を眺めながら甲府駅まで乗車します。この時点で19時ごろ。
甲府で何を食べるかは車内で決めました。決めたのですが、お休みでした・・・
仕方ないので駅前を探す。でもこのあたり何もなかったような・・・って探してたらほうとうのお店を見つけたので入店。

ほうとうは1100円。鳥モツ煮は500円。折角だからお酒も飲む。
ほうとうってあんまり期待してなかったですけど美味しいですね!高いかなぁと思いましたが野菜大量に入ってて、麺もそれなりの量でボリュームたっぷり。結構納得いく値段でした。
鳥モツ煮はあんまり合わなかったなぁ・・・牛モツとか豚モツみたいなのを想像してたんですが、レバーと砂肝でした。レバーは無理なんです・・・全部食べたけどね。お酒頼んでおいてよかった・・・
甲府駅からは始発高尾行きに乗車。外は真っ暗なのでツイッターしながら過ごす。
高尾から立川へ。旅の始めに駅員に言われた通り、きっぷの清算のために途中下車。長かった旅も終わりをつげ・・・でいませんね。
ここから大宮までいつも通りに帰ります。武蔵野線座れたのが救い。
大宮着は23時ごろとなりました。

そんなわけで私のGWはここまでとなります(え?翌日GP東京でくじ引いただろって?気のせいだよ)
例年、GWは日程が短く、遠くに出かける事はあまりなかったのですが、今回は11連休ということもあり、思い切りました。感想としては、18シーズンじゃないから高くつく。そして空いているということでしょうか。観光地はさておき、飯田線なんかがらっがらでしたし。あの路線で立ちっぱなしとか洒落にならないから高かっただけの価値はあったかなと。
反省点としては、強行軍。あと、計画が大雑把すぎたことでしょう。沼津はプランをもうっちょっと練り直してリベンジします。今度は夏かな?
あ、あと、飯田線は当分いいです・・・駅はいいんだけど流石に疲れるし時間かかりすぎる。行くとしたら飯田駅まで高速バスかなあ。確か新宿から京王バスがあったはず。

では今回はこの辺で失礼いたします。ありがとうございました。

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